幼いころに読んだシュリーマンの発掘の本。
日本の昔話、たとえば桃太郎、を読み、それを信じて遺跡を探す事に夢を描くなんてすごい!と思っていた。
トロイ戦争の話。どこか日本とは違う世界がずっと気になっていた。
トルコの人達からすれば、シュリーマンは自分達の財産を国外や私物として持ち出した人になるようだが、
私たちはそのおかげですばらしい遺跡をみることができた。
各地層ごとにそれぞれの時代を教えてくれる。
トルコには、遺跡が多い。
そして、遺跡には、犬や猫も多い。
まるで安心したように寝そべっているので、踏みそうになるほどだ。
すばらしい寺院も多い。
いったいどれだけの財宝と人と技術が費やされたのだろうと思う。
いつの時代も人間の知恵や粘りに驚かされる。
自然にできた面白い地形がある。
自然と時間が創った産物である。
それを人間が住みかとして利用しているものもある。
それぞれの観光地は、遠いので数日で名所を回るには移動ばかりの旅行となる。
トルコは、とても愛国心の強い国である。
あちこちに国旗が掲げられ、非常に大切にされている。
国のシステムや仕事、たとえば農作物の育て方も日本とは違う。
同じこともたくさんある。
旅行にいくと、今まで当たり前ですぎていた自分の周りのことを考えさせてくれる。
一度にたくさんのものを見て、触れて、感じるのでちょっと飽和しかかっている自分に気づく(笑。