会社名 : あなりす
代表者 : 岡田きよみ
設立 : 2018年4月1日
所在地 : 大阪府茨木市
主な事業内容 : 分析に関するコンサルタント、キャリアに関するコンサルタント
「なぜ?なに?」を考え、答えを出していくことです。
分らなかったことがわかることで、技術力は向上し、次への対策に繋がります。
化学分析というと難しくてハードルが高い、と思われる方も多いようですがそんなことはありません。
ちょっとしたコツさえ知れば簡単にできることがたくさんあります。
また、解析も化学を知っていなければできないというものではありません。
高価な分析装置を使用して、難しい解析をすることだけが分析ではありません。
自分の事、わかっているようでわかっていない。
「どうしてあんなこと言ったのか」「あんな行動をしたのか」
自分の中のなぜを知ることは、人生をよりよく生きていく上で必要な場合があります。
自己分析、こちらの方が化学の「なぜ?」より難しいかも知れません。
目の前にあるなぜ?を未来に繋げるお手伝いをさせて下さい。
組織と社会は、人と共に進んでいきます。進んでいくことが成長というのなら、成長に繋がります。
人は一人一人違い、それぞれの想いを持っています。
しかし、自分を知ることは難しい。
組織の中での想い、キャリアへのためらい、逆らえない環境など、自分の大切なものは何なのか見えにくいこともあります。
見えたとしてもどうしようもない流れもあるかもしれません。
自分と他人との距離、上手くいかずに悩むことも多いかもしれません。
社会・企業の中で少しでも個人が元気でいること、そのような環境はどうすれば創っていけるのでしょうか?
私も日々悩んでいます。
「あなりす」にあるのは“自立への想い”です。
社会人になって性別による賃金や待遇の差があった、女性は働かなくてもいいでしょと言われた、
大学の実習で手の不自由な方が足だけで上手にPCを使っている人には就職先がないことを知った、
いくつもの「なぜ?」に出会いました。
養護施設を題材に“自立”の重要性について書かれた「しいのみ学園」を読んだときの幼き日の感動が忘れられません。
平等って何だろう、生きがいって何だろう、人はなぜ生きるのだろうか、人の為ってなんだろう、
考えて答えを出したつもりでも、また同じ疑問がわいてきます。
分析知識がなかったばかりに原料変更で大きな損失を出した中小企業に出会いました、
異物の原因がわからずに歩留まりが悪くて数人を解雇しなければならなくなった企業がありました、
大企業の言うことを聞かなければ仕事をもらえない多くの企業があります、
「みんなで・・・」ばかりがいいように言われて会社の中で孤立している人がいました、
そんな経験が“自立への想い””個人と企業の自立を応援したい想い”に繋がっています。
企業がさらなる技術を持って競争力をつけること。
企業の中の個人がより元気になること。
所属のない個人が自分の価値に気がつき、元気でいられること。
社会の中の個人が、どのような状況にあっても自立すること。
少しでも、「努力したものが報われる社会」・「誰もが自己実現できる社会」・「より多くの人が幸せを感じる社会」であればいい。
そう信じて「あなりす」は活動しています。
岡田 きよみ
<学歴>
・大阪大学 基礎工学部 化学工学科卒業
(今でも1年に1回は、同じ学年の同窓会があります。成長?した皆さん・・・私の他は男・・・と本音での楽しいひとときです。)
・仏教大学(通信)社会福祉学部卒業
(会社に入って2年目、「理系の女性は変わっている」と言われていました。また、「福祉」という言葉が急に使われ出した頃「そんなの偽善だ」と言った人の言葉の真偽を確かめたい、
そんな理由で通信で学びました。)
・京都工芸繊維大学博士後期過程卒業
(社会人学生を受け入れてくれる先生に出会い、仕事の傍ら、ポリマー劣化をテーマに研究をさせて頂きました。ここでは、学生さん達や他の企業の方々との出会いがありました。)
<資格>
工学博士、国家資格 キャリアコンサルタント
(職歴)
・王子ホールディングに勤務し、主に、社内分析および製品開発(フィルム感熱)業務を担当。
(勤務の他に、女性従業員数を増やし、働きやすい職場を目的に、社内の男女格差調査、定期的な昼食会を催したり、 管理職への提言など、活動をしていました。
社内女性管理職第一号・育児休暇第一号でした。)
・株式会社パーキンエルマージャパンにて、分子分光シニアスペシャリストとしての業務を担当。
(学会(成形加工学会)では、ダイバーシティー委員として活躍。)
・京都大学 工学研究科にて、NEDOのセルロースナノファイバー関係の研究員として勤務。
(自己PR)
大阪のおばちゃんのようにセンスよく、逞しく、粘り強くなりたいと思っています。
男女で分ける、理系と文系を分ける、分野で分ける、役職で分ける、大小で分けるなど、物事を必要でも無いのに分離したり、縦割りで考えたりするのは大嫌いです。
「常に幅広い眼を持ち、異なる分野に分類されている物事の関連性を見出す事で新たな可能性を発掘していきたい」と、もがいています。